れんぬメモ

ちまちま書い……てない

4/13

十一時頃、十五分おきにかけていたアラームで目を覚ました。何やら夢を見ていたが忘れた。新居に越してきてからというもの、良くも悪くも夢を見る。身体が休まりきっていないのだろう。

しばらくして眠い目を擦りながらブランチを作る。鶏もも肉を買っていたはいいものの生憎と調味料は最低限以下のものしかない。料理酒はもちろん小麦粉や片栗粉すらない。仕方なしに適当にマーガリンをマーガリンナイフでねぎ取り、だし醤油を回しがけて焼いた。これまた何となく買っていたほうれん草を洗って切り、焼き終えたフライパンで軽くソテーにして肉に添えた。後はトースト二枚もフライパンで焼き、それらをひとしきり食べ終えた後に野菜ジュースを飲んだぐらいだった。学生の一人暮らしにトースターを置く隙間はあまりない。

 

皿を洗う暇もなく、水を張っただけで必要な荷物を鞄に詰めて家を出た。土曜といえど今日は通院日なのだ、遅れる訳にはいかない。

地下鉄のホームに出て、イヤホンを挿す。どうやら予定通りの車両に乗れるらしいということを確認して、Gipsy Kingsのアルバム"Mosaïque"を流し始める。あまり大きな動きのない土曜日のSNSのタイムラインを覗きつつ、車両に乗った。スマホを一旦鞄に入れ、その手で鞄からサルトルの『嘔吐』を取り出して読み始めた。確かに訴えかけてくる文章と自分にはまず到底出せない表現力に舌を巻くものの、時々それが自分の中で空転して意味を見いだせないまま眼を滑らせる時もあった。昼の地下鉄はどこか眠たく、途中で路線を乗り換え損ねかけた。

それでも予定通りに午後二時過ぎの新高円寺まで辿り着いた。少し歩いて病院の手前に差し掛かったところでイヤホンを長押しし、音楽を止めた。アルバムも終盤に差し掛かっているところだった。

病院に着いてしかるべきものを受付に提出し、しばらくスマホを動かしていると順番が来た。部屋に入ってみれば、やはりいつもと変わらぬレヴィ=ストロースのような院長が座っている。

「お変わりはありませんか?」

「特にはありませんが引っ越しまして、食事がほぼ提供されていたのが自炊になりました」

「それは大変だね」

手元の書面を読みながらレヴィ=ストロースは相槌を打っていた。

「それ以外は変わりはないです」

そうして前回の採血の結果から次回の予定までひとしきりのことを話し終えると、いつものように採血室へ回された。採血をしている間、次の患者と院長の話が聞こえてきた。どうやら妊娠初期の女性らしい。この病院に通っているということは十中八九私と同じような既往があり、これまた同じような薬を飲んでいたに違いなかった。確かにその成分には胎児の催奇形性か何かがあった。妊娠が分かった時点で恐らく産婦人科の主治医とも話した上で薬の中断や何かもしているのだろうと考えを巡らせながら痛みを感じていると、針は抜かれた。

待合室に戻り、来院してから診察室に呼ばれるまでよりは少し短い時間で受付へ呼ばれると、案の定書類の更新の話になった。引っ越しした旨をここでも伝え、院内で保管してある書類と更新のためのメモ書きに必要なことを書き入れた。最後は大学が始まったかどうかの話になったので、原級留置から回復した旨なども話して薬局へと向かった。

薬局でいつもより多い一二〇日分の薬を受け取り、いつものマチモへと歩を進めた。

いつものように白鶏さんと挨拶を交わし、店内に入る。女性客二人が奥の席におり、べんさんもいつもの席にいた。その店員席に一番近いテーブル席の椅子に、私は羽織っていたものをかけた。その間にお冷とメニューと灰皿がテーブルに置かれていく。

「アニスチャイをアイスで」

メニューを渡して白鶏さんが下がる中、やはりべんさんは「酒じゃないんだ」とつぶやく。確かに昨日(マチモで呑む酒のことを)つぶやきましたけども、と返した。

鞄から手巻き煙草が入ったシガーケースとライターを取り出し、そのうちの一本を私は吸い始めた。新しく買った葉だったから、配分やら元の味やらを確かめるために燃やす先にはメモ書きがしてある煙草だった。

吸い終わった頃にチャイが届き、少し飲んで二本目に火を入れようとライターで先を炙りつつ軽く吸い込んでいると、バチッ、と嫌な音がした。煙草を吸いながら(いやまさかな……)と思いながら手鏡を開くと、右の前髪に茶けたものがついていた。平静を装いつつ取り払ってみると、やはり焦げた前髪なのだった。手を添えずに銜えた煙草に火を入れるものではない。

そんなこともありながら会話したりスマホを見ていたりすると、四時頃になって(設立した団体の)後輩が俳句甲子園の季語研究をしているらしい用紙の写真をDiscordのサーバーに上げていた。これはもしや自家版の歳時記を作るのに苦心しているのではなかろうかという気がしたので、グラスや喫煙具を安全な場所にやってからパソコンと電子辞書の歳時記を開いた。

会話に時々入りつつ、また途中べんさんが出入りする中で七時少し前まで打ち込んで完成させた頃にはパソコンのバッテリーもいい具合に減っており、しばらくネットの海をさまよった後に電源を落とした。

「何か飲むかい?」

気付けばチャイも氷ひとかけしか残っていなかった。

「じゃあ頼みましょうかね、デュカスタンを」

「ストレートで?」

「はい」

恐らく待っていた注文だろう。実際今日は私もそのつもりでいた。

デュカスタン・ファーザーズボトルというこのアルマニャックを出されてまず目が行くのはそのボトルのなりだろう。白地に赤で目盛り線と酔い具合が書かれ、頭には黄色い吸い口のようなキャップが付いている。哺乳瓶なのだ。私はこれをとある漫画で知ったのだが、時のフランスの首相が「国民はアルコールよりもミルクを飲め」と言ったのを逆手に取り「アルマニャックこそ我々のミルクだ」として売り出したのがきっかけだそうだ。ストレートで舌先を流れるアルコールには当然しびれるような浸透、あるいは水分の吸収される刺激を感じるが、いつになく甘い味わいを感じた。

アニメのストーリーラインの構成の話だとか若者文化がいつの間にやら教養になっていたりするという話だとかも交え、八時台に店を出た。

ふと外に出てみると、春だからか、あるいはいつもより早いからか、夜ながらも少し賑やかな通りを見られた。滑稽な動き方をする女子二人が少し前にいるのを見ながら歩きつつ、コンビニで軽食を買って地下鉄のホームに下りた。

そうしてまた行きの続きを聴き、読んだ。

 

執筆中BGM:Hector Lavoe "Revento"(Album)

排水口に吸い込まれるがごとく

何を思ったか今回は火曜の深夜から書き始めています、れんぬです。このところは早めに眠りこけてしまって、こうやって夜や早朝のうちに起き出すのが続きかけています。就寝でなく寝落ちなのが不健康極まりないですが。

 

学校生活自体は平穏無事に始まっています。前期は一般教養科目の抽選に外れることもなく、新任の先生のガイダンスも聞き終え、いよいよ本編が始まろうかというところです。目が節穴だったためにとある授業を一回目から休講と誤認して休みましたが、これも担当教員が寛容な人だったため概ね無事です。

それはそうと標題ですよ標題。平日はともかく休日でぶん回されてました。

……っとその前に。平日にも一つありましたね。

先々週は東大俳句会の四月句会に行っておりました。写真は駒場の学生会館近くに置かれてた飛び出しぼっちちゃんです。

今回の東大俳句会はあれこれ予定を合わせることに成功したらしく、四月句会が二回もあります。凄いね。その一回目がこれで二回目は明日らしいですね。アレッ、選句は……? ちなみに昨日は読書会を行っていたらしく、細見綾子を読んだそうです。そろそろ読み込みもやらなきゃなとは思うのですがね。

肝心の句会の内容の方は見たことのある名前が以前から増えており、手頃な人数で18時半頃まで行いました。二次会はいつもの駒場のカフェで行い、三次会は渋谷の飲み屋で、そこから解散して最終的に一人四次会を荻窪の鱗で行ってました。鱗では太田うさぎさんと寺澤一雄さんのお二人が茶鳥さんとともにいらっしゃって、東大俳句会の話や先日行ってきた街の俳句研究会の話などについても触れながら、一時間も経たないうちに終電で帰りました。そういえば近々文香先生が鱗で一日店員するみたいですね。日程が合えばぜひ行きたいところ。

 

といったところでタイトル回収に入ります。

事の始まりはこの前の日の午前。ふとTLを眺めているといつぞやブログに書いた引っ越した人がスペースを開いていました。それで話を聞いていると、雨の中外に放り出されたまま歩く気にもならない、屋根もないような公園にいると。

こうしちゃおれんと当人の分の上着もカバンに入れて電車に乗り、ある程度時間が早くなるだろう場所で降りてタクシーで向かったところ、公園の土管の中に人影が見える。泥にまみれて雨宿りをしていたのでした。

そのまま同じ道を引き返して自分の家で軽く荷物の整理と休憩を入れ、昼食を取るかと思うと――。

「カラオケ行こ」

そのまま最寄りのカラオケに。14時頃から20時頃までだったでしょうか。最初は二人で歌っていたものの、邦楽のレパートリーがあまりにも少ないので当人に任せることに。途中もう一人のフォロワーが合流してなんとかその場は持った感じでしょうかね。ここでつまめたのは多少のおつまみぐらいなもんでした。

ここで一旦部屋に戻って、私はワインを取り出しました。ワインといっても宮城県産のいちごを使ったフルーツワイン二種です。今思えばどうしてこんな時に取り出すことになってしまったのか……。ともあれ、そこから三人して向かったのは新宿でした。

東新宿で降りてしばらく待つとまた別のフォロワーが合流。それからそのフォロワーのバ先やその近辺のゲーセンであれこれとゲームをやりました。案外と麻雀の筐体のコスパが良く、1クレジットで三麻が4回5回打てた時もあった気がします。さすがにゲーセンで1000円溶かすようなこともなかったです。

で、そこから歌舞伎町近辺のカラオケに。オールでした。私は既にネタが尽きているのでロジック解いたりTL眺めたりが多かったような気もします。時々歌ってた気もしますが。ワインも2本とも開けてカラオケのグラスで飲みました。最初に飲んだ度数の低い方(5%程度)はいちごの香りが強く、甘さはありませんでした。さながらフレーバーティーのワイン版といったところでしょうか。というかフルーツワインって大体そんなものな気もしますが。次に飲んだ度数の高い方(13%程度)はよりアルコールが強く感じられて相対的にいちごが控えめになったような感じでした。後者については振り回してる本人曰く「お姉さんのような味」らしいです。なんだそりゃ。

ワインが空いたかと思えば今度は鏡月が届き、さらに途中でコンビニで買い足された鏡月も飲み始め、4時頃には写真のような飲んだくれが誕生していました。

カラオケは5時に出て7時近くまで新宿駅のホームで飲んだくれを3人がかりで介抱、酔っぱらいながらもなんとか立てるぐらいまで飲んだくれが復活してからの解散となりました。ところがここでまた驚かされましたよ。

「私コイツ(新宿で合流したフォロワー)についていくわ」

いやうちに荷物回収してく流れじゃないんかい。

結局新宿でそのまま2人ずつに分かれ、飲んだくれを床で寝かせるといった次第になりました。その後は15時半頃目覚めてラーメンを食べに行って解散でした。

 

さて。ここから1週間が過ぎて月曜になっている訳ですが、振り回しに振り回した当の本人はというと未だ荷物を取りに来ません。「リュックぐらい送ってやりなよ」という声もありますが、どうにも住所を聞いて送る気にもならず。かといって催促する気が出る訳でもなく。生きるか死ぬかを考えながらぐるぐる考えている中でひと背負いの衣服は些細なことということに間違いないでしょうが、なるべく早くに気付いてもらえることを願っております。

散財と回収

ブログの時間になりました、れんぬです。この2週だと今日が一番疲れたんじゃないかと思います。

そんな2週は再訪から始まりました。

所用で高円寺に降り立ったはいいもののマチモは生憎の定休日。はてどうしたもんか……と思っていると、マチモのべんさんが「ポピンズでさぁ――」と何かの流れで話していたのが浮かんできたのです。「そっか、あの人たちもポピンズ行くんだ」と再びポピンズを訪れました。なお前回訪問したのは、まだマチモを知らない去年の7月です。

やっぱりシフォンケーキじゃなくてレアチーズケーキを頼みたくなるんですよね。合わせるのがコーヒーか紅茶ですから。ただ紅茶ならシフォンケーキは十分あり得ますね。前回紅茶だったのを覚えていてか今回はコーヒーを頼みましたが。今回は前回と違ってヤニが入れられる年齢になっていたので"三角食べ"になりましたね。前回は周りの煙が流れてくるところで居づらさを感じたので吸うのは止めるべきなんですけどね。でもやっぱりレアチーズケーキがブラックコーヒーとも合うんですね、ええ。

 

それから数日して。

みつばち寫眞館個展「巨いなる者」で買いそびれていた冊子のあれこれ、加えて現在お休み中のマチモのメグロウさんの昔の作品の再版コピー本のラスト1部を注文していたのが届きました。作品のあれこれを見るのは作者を知っていくのに近いように感じていますから、まずはさらりと、後々必要に応じてじっくり鑑賞することになると思います。物書きにとって物が眼前にある状態は書きやすいことこの上ないでしょうし。

 

もう2日が経過して。

生ハムアフロさんのBoothで売られていた合同誌を限定品となる紙媒体で購入しました。写真は本体ではなくメッセージカード的なものの方になります。

生ハムさんを知るきっかけは恐らく軒間先生だったと思います。RTで流れてきた人物画の眼、睫毛、髪などの線の細かさと絶妙なデフォルメに衝撃を感じた覚えがあります。この作風の絵は紙媒体で手元に残しておかなければ、とつい食指が動いた次第です。実際に原画そのものもメッセージカードという形で手に入った訳ですし、いい買い物ができたと思っています。

 

そうこうしているとついに来ました。健康診断のお時間です。

そして健康診断とガイダンスは理科大生にとってはエンカの場。2年と原級生の日と新1年の日は違うのですが、ここで新1年の日にも混じってエンカしました。案外去年よりもコミュが盛んっぽい空気なので良かったなと思っています。先に出てくるだろう暗雲もすぐ霧散してくれるといいんですが。

一仕事を終えてようやく15時半とかいうところ。そしてここから向かうのはもちろん――。

マチモでした。期間限定か何かだと思いますが先着でたい焼き出してくれてます。外はしっとり系ながら少し表面荒めにパリッとした感じ、中には餡がしっかり詰まってます。

たい焼きをぱくつきながら周りのテーブルの様子を窺っていると、オーダーの中にあのメニューが。

「おさかなぱいのソーセージ&チーズのものを――」

おさかなぱい、復活してたんか。

ようじょふぉんとのがくがくした文字でメニューに書かれている「おさかなぱい」。実際出てくると平らな角皿いっぱいの大きさのあいつです。一時期メニューから消えていたのですが、これはおさかなぱいメーカーが故障したかららしいです。世の中単純なもんですね。

ゆっくり煙草をふかしながら次のオーダーを何にしようか考えていると、にわかにべんさんと白鶏さんが何かの確認をし始めました。しばらくしてバンドマンらしい女性が入ってきて、奥の席に座りました。ちょうど18時半頃です。

「マイクは捨てちゃったかもしれない」「19時半から貸し切りで」

「生声ですね」「物販席作れますか?」

たまたまソロライブで一部の時間帯は貸し切りになる日を引き当てたのでした。ありがたいことにお客さんを入場させる前まではいてくれてもいいとのことでしたので、少々リハーサルの生歌も聴けました。アコギとの抑揚の合わせ方がなかなかに刺さってきました。

 

そして今日はといえば。

これは道中の磯子止まりの列車の車内ですね。本郷台まで街の俳句研究会に出向いていました。今回も黒岩さんにお世話になっております。

で、本郷台の駅に着くともう早速ご老人方がいらっしゃる。恐らくはそうなんだろうな、と思いながら待っていると、12時半少し過ぎに黒岩さんがご到着。その流れでそれぞれ待ち合わせてらした街の方々に挨拶するなどしていました。そこから会場に向かってあれこれお話を聞いていると、何やら特徴的な方がいらっしゃった。さながら福祉業界のオシャレ番長こと平林景さんのような風貌。これこそ街の主宰、今井聖先生でした。

街の句会がいくつもある中で黒岩さんにこの研究俳句会を勧められたのは「今井聖という人物を知るにはこれがいい」というところからでした。その勧められるまま参加してみたところ……。

な か な か に パ ン チ が 強 い 。

ここ1年参加したりしなかったりした東大俳句会は風景描写の軸足が強い世界なので穏やかなところなのですが、研究会の俎上に出た句がまぁ大味というか出てくるかよこの発想がといった世界の句でした。しかもその発想をうまく俳句の韻律に落とし込むのだからまぁ強い。当然それを語る上で主宰も歯に着せる衣はあるかないかといったところで。でもこれが面白い。

講演が終わってからの句会自体は見事に出した3句全てが滑り倒しましたが、それも収穫だと思っています。「早いうちから物を知りきって個性を失わないように」とも言っていただけましたし。この典型が三橋敏雄だということで個人的にはかなりぶっ刺さりました。まぁ仮にも佐藤文香さんにあれこれ創作法を教えてもらってた人間なので。

 

まぁこの2週はそんなところでしょうか。原稿の依頼やら2回ある東大俳句会の四月句会やらあれこれ俳句のタスクも増やしてますが、ひとまず明日もとい今日の履修登録RTAに参加するためにれんぬは風呂ります。

蠟引き

書き始めは何とかなるんです、れんぬです。ようやく東京に向かうのが明日、もとい今日です。実家での逗留は1ヶ月ほどですか。母親も「長かったような短かったような」とか言っていたそのまんまです。

 

今週もキリキリせずのんびり……って訳でもないですね。後半すんごい動いてました。

ただ前半戦のキリキリしてない部分ではマスクの(自主規制)のせいで私含めAndroid勢のスペースがお亡くなりだったのでより一層のんびりとしてました。WBC観てたり大相撲観てたりCiv6のMOD導入と試行したりしてましたね。おかげさまで手元のOneDriveのクラウドに新規のアップロードがされなくなりました。ドキュメントやピクチャをクラウド化したの、マイクロソフトのミスでは?

 

そんな今週のハイライトその1。

国立民族学博物館の特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」を見に行ってきました。ラテンアメリカ文化の民俗学的なものといえば、アステカ神話やオルメカ文化に由来するような巨石碑、サンポーニャケーナといったアンデスの楽器、腰布などに使うような絣などが思い浮かぶでしょうか。そんなものかな~、と思って最初に入って見えたのは、とても生活に根差したものでした。独特の絵のタッチで手押し車のようなおもちゃに、生誕祭の土人形、飾りひょうたんなんてものもありました。そこからしばらくすると動物や生活を描いた飾り布、祭祀などに使ったであろう仮面も出てきました。中にはヤシの実1つでうまくたわませて形にしたようなものも見受けられました。

……といけないいけない。大量にネタバレするといけないので軽く止めておきます。後半はかなりpolíticoな成分も強めになってきて何重にも味わいが広がります。

 

ここでワクチン4回目を入れて備え、ちまちまおバイトもこなし、昨日はようやく一息付けたような気がします。3年、いや、それ以上開いての母の実家への帰省でした。

とはいえ名目は吐血した祖母の見舞いであり、そこまで荷を下ろせるものではありませんでした。いくらあっちで豪勢な夕食が待っていても、こっちでは休みの父が明日出る私のために準備しているに違いないと。結局、あっちでは昼のうちに焼肉も寿司も喰らうことに。予告していればいつ来てもこうなってしまうらしい。

そうこうしていると同行してきた弟の話に。どうにも継ぎ手のいなかったこの家の農業を継ぎたいらしいのだ。本気かどうかは知ったことではないが、その道に進んでいきそうな気がする。ついでにこちらの実家の父を含めた3兄弟の遺産相続戦が起こりそうな空気の話も出た。そこまで聞いてきてようやく「大人の軋轢の世界に巻き込まれている」ことが鮮明になってきた気がする。

そこでふと頭に流れてきたのがRubén Bladesの"Plástico"だ。このブログを読んでいる人は「またあの人ですか」となりそうなので、分からない方は私の最初の方の記事を読んでいただくなどして知っていただくといいかもしれない。

歌詞自体は今しがたDeepLをかけてみた感じだと、いかなる人も外面を作っているものであって、その中には思惑がある。思惑は根気強く探れば必ず露わにできるものであり、これは人だけでなく国家も同じことだ。といった流れで最後のソモサ政権を倒せと促すようなくだりに繋がるような意味合いか。

どうにも少し疲れたらしい、と帰り際に玄関から出て目の前の田に降る雨を見ているといくぶんか楽になった気がする。流れてきた音楽も合わせると結局どこかで読んだような空気感になってきた気もした。

 

……っていけないいけない。なに途中で書きぶりが素の表情に変わってんですか。どっちかにまとめなさいよ。

小田原通過のアナウンスからもう5分10分過ぎたでしょうか。帰り着いたら近くの図書館で読み切れていないマルケスなりボルヘスなりを読みたいような気分です。

来週こそは定時投稿

今週こそは新幹線の車内でブログを書いています。れんぬです。だいぶ気温も上がってきて花粉で苦しみ……始めたのは先週だったっけ。というか日曜じゃなく月曜だからもう先々週だよ全く。じゃあ最初のは嘘で「先週こそ」……? いやそんなことはない。アバウトでもいいや。結局これも3/13投下予定が3/20投下になりずれ込みました。

 

そんな訳で今週もとい先週の平日はある程度穏やか~に進んでいました。おバイトは一コマこなしてきて、帰り際に昔馴染みと再会して二言三言話したぐらいです。で、金曜に新幹線で東京に戻ってきたと。

さて。

ちょっと、ご相談がありまして。

GPA3.0以上とは言わんから、フル単人間に、なりたい。

 

……いや。フツーはいけるんですよ、フツーは。周りのバケモンどもはGPA3.5ですいすい登っていってますから。専門における能力不足にせよ自己管理のガバにせよ自責の念に堪えないとしか書きようのない状況ですが、何度自責しようが流れていくからこうなる。何度時期を逃しゃあ済むんですかあんたは。

東に向かう車内で進学の可否を確認するのはちょうど去年の合格発表と似たような状況、そして一昨年の今頃は浪人のご報告をしていた頃でした。何とも進退窮まりがちだよこの2年。

 

そんなことはよそに(しちゃいかんのだがせざるを得ん)荷物を家に置き、時刻指定で送った荷物を受け取らずに向かった先は――。

企画展「ヒトガタに魂は宿る?」を見てきました。あるいは名の通り人形であったり、あるいは人の形を持っているが人ならざるのかもしれないものであったり。人であってもマグリットの「イメージの裏切り」的なものだったかもしれない。いつも以上にギャラリーにぎっしりと作品が飾られていました。どうしても人形にはそれなりの厚みがあるので、より迫り出してくるような感覚もあったかもしれません。

ちょっとあれこれあった翌日だったからか客は前回いらしてた常連さんと私だけ。べんさん・白鶏さんはいつもの席でくつろぎながら、4人で閉店まで、飼い慣らされてしまった人間の話やWBCの話が流れてこないTLの話、時期も時期なので地震の時の話を聞きながら時折口を挟んでいたような気がします。雑談パートに入る前にあれこれ句作できたのも収穫です。

 

その翌日はというと花見でした。立川の昭和記念公園で8人連れ立って梅を見る予定でした。ところが花は咲いているものの梅はどこやらわからない。ある程度花の咲いている樹が見えるところにシートを敷いて酒盛りになりました。だいぶ歩いてくたびれた気がしますが、くたびれるのはそれからでした。

 

花見の翌日は早稲田の大隈講堂裏のアトリエへ、劇団木霊の『色々の季節2022-2023』を観に行きました。私の小学生の時の同級生で、高校になってからは私が立てた件の連合に参加して原稿も書いてくれた人が、どうやらここの劇団にいるらしいと。しかも早速色んな公演に関わっているらしい。そんな流れで、観れる時に観てやろうと思ったら先の花見の相談があったのでここに突っ込んだ次第です。

だーいぶ本筋で抉られましたね、ええ。内容が創作、脚本とか含め演劇をやっている人間のものなのでリアルが分かってしまう。ものの作り方が分かってしまう。そうなってくると行く先の暗澹たるが見えてきてわしゃどうすりゃいいんですかい、と思わされるところもあったような気がします。個人的には仮面浪人していて大学の談話室でよく会った他学科同期によく似た役者さんがいたのも、自分の中での作品の鋭さを高めてくれていたような気がしました。その同期は確か仮面に成功してたはずなので、今後見るとしたらTL上だと思いますが。

先述の同級生はといえば、脚本に携わっていました。最後のスタッフロールでその作品を確認出来て、なるほど、彼女らしい温かさだ、と作中劇を味わい直していました。

で、くたびれるのはここから。いつも通り早稲田から江戸川橋に向けて歩いている途中、もうすぐ江戸川橋というところになって電流が走ります。

(このまま歩きで戻っても最寄りのマクドにありつけるのでは?)

そういうことで数時間歩き、マクドでバーガーをかっ喰らってから家まで帰ってきました。家まで帰る途中であてもなく駆け出したのは数年前にもありましたが、延々家に向けて歩くことはこれが初めて。なかなか虚無でした。

 

そのまた翌日に新幹線RTAを決めて昼頃に実家まで戻ってきました。前回の広島行きよりは1本早いのぞみでした。いいんだか悪いんだか。ここから1週間はのほほんと暮らしてます。

ではでは、ノルマ×2が済んだところで、今週末の自分がまた書いていることを祈りながら記事を締めます。

やたらハイカロリー

今回ばかりは日曜から書き始めることもかなわず月曜朝10時から書き始めました……とかぬかしてたら気付けば日曜の夜でした、れんぬです。なぜこうなったかといえば言うまでもなく文フリでくったくたなのとおバイトが始まったことですね。まずはざっと先週と今週を振り返りますか。

コストコのケーキで爆撃された(2/23)

事の発端は最近親しくしているFFがもうじき引っ越すという話から。

「引っ越したら新居でお祝いのパーティー開きたいね~、来てくれる?」という軽い流れにフッ軽を合わせ、参加することに。Twitterで見知っている人間だけでなくその引っ越しするFFのリアル経由の知り合いもいるらしく「人数いるしおっきいケーキも食べたいね~」とおきらくごきらくな感じで話は進んでいた。

ところがそうもうまく事は運んじゃくれなかった。

パーティーは本人が引っ越した翌日、荷解きついでにという感覚で予定されていたのだが、契約して通電開始しているはずの電気が点かないらしいとツイートが流れてきた。しかも問い合わせたところブレーカーの規格が古く対応できないだどうだで電気は翌日まで持ち越しになるらしい。こうなると……と思っていると案の定パニックになりかけていた。まあ、明日厄介になるなら今日はうちに本人を泊めてもいいか……と思い連絡を入れたところ、パーティーをこちらの自宅で行うことを提案されて押し切られた。

いやパーティー?! あのうなぎの寝床ほどので計5人で?!

とはいえ意見を棄却して新居で強行して不調を出されても心配なので、受け入れた……ような流れだった気がします、はい。

そして当日14時頃、集合した最寄り駅から徒歩で移動し、ドデカイケーキを切り分け配って乾杯し……。

いやクリームキツイねん!

マジで何なん。甘さ控えめで小麦粉の香りもしっかり漂ってくる気がするが流石に一切れで十分すぎる。何なら参加メンバーの中には一口二口で止めてるのもいたような。

しばらくしてからカラオケに行き、ある程度の時間になったところで若い組は帰宅。残り3人は一旦家に帰り、カラオケ前の流れでしていた女装をしていた人間は装備解除し、着直したところで……。

「なんかラーメン食べたい気分だわ」

……は?

思わず某木幹事長の素材が脳内再生されるレベルでした、はい。

ただまぁケーキだけじゃ実際ヤバそうだし、という感じで結局バーミヤンに足を運ぶことになるのでした。

そしてまた家に戻りひとしきりしたところで財布を見てみると、見るからにカードがあるはずの空間にカードがない。はてこの位置は何だったか。

学生証じゃねぇかオイ。

どう考えてもカラオケで身分証提示して以降です、ありがとうございましたという感じで行った先をそのまま、道の両端に至るまで見回しても見つからない。それでも最終的には、拾得物になっていたものを回収できました。本当に届けてくださりありがとうございました。

それから戻ってきて、ケーキを買った主が帰るというので、ケーキと共に買ってくれていたコストコのドーナツを4つ貰いました。1つはその場で、もう3つはというと……。

文フリ編に続きます。

 

結局主役のFFは翌朝早くに家を出て、なぜか通電している部屋を確認したそうな。

そして私の部屋にはこいつが残る、と。

しかもよくよく商品名を見るとバーバリアンだなんだと書いてある。いや誰が上手いこと言えっつったよこのバルバロイ

そんなこんなで朝にもう2切れだけ食って捨てました。どうしようもないです。ついでに排泄物が着色料まみれになってたのも言うまでもないです。

 

去年の今頃(2/24)

ウクライナとロシアの戦争が始まり1年。私が上記のツイートをしたのは東京に向かう新幹線の中だったような気がします。そして東京に着き、駅地下のハンバーグ屋か何かで昼食が出されるのを待っている間にBNO Newsによるキーウ爆撃の一報を見ていました。東大入試前日ながらNHKの午後7時のニュースを見て、プカスに染められた腑抜けの解説を聞くことになり唖然とした覚えがあります。やはり盲目になってはいけない。

そんな内容のプロパガンダがあったのを思い出しました。Ruben Bladesの"Plastico"という曲があるのですが、この曲の内容に合わせて画像を置いた紙芝居形式の動画が昔YouTubeにあり、そこで見たものです。

「文盲(つまりは多様な情報に触れる機会が減ること)は精神を盲目にする」(1937年)

第二次大戦前夜、HoIにおける時報ことスペイン内戦におけるポスターです。やはり何か似たものを感じられずにはいられない。

いよいよ東大入試が近い文芸連合の二代目会長のことを考えながら、そんなことを感じていました。

 

みつばち寫眞館の個展を見てきた(2/24)

コストコ爆撃の後、やはりパーティー後の家に残っていた塩味のものを適当に食べて胃がぐえぐえしている最悪のコンディションながら、最後に足を運んで1週間と経たないマチモに行きました。さすがに前々回よろしく寝落ちちゃマズいので道中でブルを突っ込み、微妙に降り始めるか否かといった、いかにもDOESの曇天の空気感だろうなという高円寺でした。

ふと入ると、前回の展示「理装像」で出展なさっていた方が話していらっしゃる。他のテーブルも、およそ何回か見た常連さん。べんさんはそのうちの一人と喋り、白鶏さんが給仕を、という感じでした。この日は理装像を見に行った時とはおよそ違うゆっくりした空気で、15時台に入ってから閉店までいられるぐらいには余裕がありました。

途中からいらしなさった常連さんがなかなかあれこれいい質問を投げてくださる方だったので、私はそれを一番奥のテーブルで頷きながら聞いていました。雑談のターンでは時折口を挟んではいましたが、それでもやはり周りからすれば私は一番素性の知れない人間。最初にマチモに来た時にいた金髪の女性も来ており、周りの人間が天気予報を見て傘を持ってきたのに対し、この女性は持ってきていないという話が出たところで「まぁ私も持ってきてないんですけどね。……ではでは」と勘定を済ませてマチモを出ました。とはいえ認知はされており、べんさんの返事は「いつもありがとうございます」となっていました。

内容自体は大体埋め込みのツイートで流しておきます。ミードとアップルパイでそこそこキツイか……と思われたものの、白鶏さん激推しのハニーミルクで胃の調子が戻りました。凄いですねこれ。

みつばち寫眞館についてはこちらからどうぞ。

 

文フリ広島5に行ってきた(2/26)

ということで。

マチモに行った翌朝、東京からのぞみ1本で広島まで向かいました。先述のドーナツ3つは保冷材も忘れずレーブドゥシェフのこまい紙袋に突っ込んでいきます。無論、手荷物はこの紙袋とリュックのみです。

昼はさっさと宮島に向かい厳島神社を参り……たかったのだが。

とにかく並ぶ。

うわ、なんか人が引き返した、というかこの行列は何じゃいな……と思って見てみれば、昇殿のための料金所だった。小6の時に来とるて……鳥居は改修前やったけどもうええがな……と思いながら出口の先に授与所がないか探してみたら、記憶の示す嫌な予感通りなかった。そしてふとその出口の脇を見れば、弁財天があった。そんなこんなでこの弁財天の御朱印を頂いてきました。道中の話ですが、地御前から広電阿品辺りでしょうか、あの辺の海の見えるゾーンは須磨にも似たような海の風景を楽しめました。

そこから広電で市内まで戻り、ホテルの位置は確認できたものの、とにかく時間が余る。16時にもなって松屋で昼とも晩ともつかない食事を摂り、三越でウィンドウショッピングをしたはいいものの……まだ時間が余る。おまけにリュックが重いときた。

最終的に三越のエントランスの風除室的な部分にある硬いソファーに座り、零合の創刊号を読んでいました。その時の私のサークルツイート曰く「なんでワシは三越の入り口のソファーで百合の巨大感情に襲われとるんや……?」だそうです。肝心の紫先生の作品から先を読めていないので早く読まなければマズいのですが。

無事チェックインしてしばらくして寝落ち、起きてからフロって適当に画像の文章化と化しているうちに朝食、9時半頃になってのチェックアウトだったでしょうか。観光しながらえっちらおっちら会場まで歩き、開場と共に入場しました。そうしてドーナツを後輩に渡し、自分の分の息吹を購入し、ついでに後輩たちが作者たちの連絡先をよく知らない息吹第四号を代わりに私が預かり、各自に渡す次第となりました。それにしても、ダッシュ代わりに罫線を入力すると縦書き文書においては横に向くものだと知り、恥をかきました。

それはそうと、今日の朝8時頃に私が出してた新作のネプリの印刷期限が過ぎてました。皆様印刷してお楽しみでしょうか。まぁサーバー上情報は昨日か一昨日の時点で試し刷りの1部ずつしか刷られてないので、ほぼほぼ紙媒体の新作は私の手元にしかないと思われます。

何にせよ、今回は開場から撤収まで会場にいたのでかなり買い込みました。前回の東京に勝るとも劣らない勢いです。

文フリ広島の戦利品

ブースと共に戦利品を上げていきますと以下(敬称略)の通りです。後からじっくり読ませていただきます。

  • 千秋の日記(あ-21『小紫蘭』)
  • meguri1(い-06『ミルクトマト缶』)
  • 息吹 vol.4/vol.5(う-04『関西学生文芸連合』)
  • わたしたちのおとぎ話(え-17~18『りんご俱楽部』)
  • ポッケ2020~2022/いざ、昼酒(お-32『スタジオプリケ』)
  • journey knowledge 台湾旅行情報2022(か-02『千屋通信所』)
  • トートバッグ/クリアファイル(き-01~02『ノベルピア』)
  • ヒミツキチ(き-08『茨城大学ふみつづり』)
  • すくりぃべんてぇすの本(き-09~10『広島大学文芸サークルすくりぃべんてぇす』)
  • Front Line Vol.16~19(き-11~12『島根大学総合文芸部』)
  • 文学フリマ広島4」カタログ(く-01~02『文学フリマ事務局販売ブース広島』)

撤収が済んだ後は後輩たちとカキ(室津産)を食べ、姫路までは共に帰りました。

 

おバイト始め(3/1)

といっても、あれこれ書くとあまりよろしくないので、塾講系のものとだけ書いておきます。今のところは何とかなっていますが本格的にシフトを組まされるような身になると面倒になりそうだな……と。まぁ帰省していない間はこのおバイトに関わることはない予定なんですが。

 

さて、この段落に入るまででもう5000字近く書きました。時刻も25時になり、だいぶ胃がやられてきています。恐らくは揚げ物のせいだろうなと。しかもよりにもよってカキフライです。いや留守番で生協の荷物受け取った時に紛れてたからいずれ提供されることは知ってたけど。

明日のこともあるので、れんぬは早いこと寝ることにします。帰省は帰省ながらも建て替え都合で元居た実家ではないので、人を起こさないことには胃薬は見つかりそうにないです。

そろそろ動かんとマズいわね

昨日も昨日とて自室のベッドで横になっていました。れんぬです。やっぱり休みは急に来られても困りますね。労働とのバランスを適度に出してくれるぐらいがいいってもんです。おかげさまでひょんなことからできた友人(と言っていいのか……?)の引っ越しの荷造りを初対面で手伝い、それが済んだら今度は荷解きをする予定まで入りました。これだから人間はよく分からなくておもしろい。

そんなことを言いつつも先週はしっかり働いてたはずなんですよね、ええ。

なんつったって追試でしたから。

とはいえ追試は15,16の2日間で、結局いつもの一夜漬け×2コースに。3本のうち1本は寝過ごしましたし残りの2本もそれぞれ危うさの残る所はあるため、正直無理があろうかと思われます。取るべき一般教養や他学科の講義を選んどくルートが良さそうな気がしてきました。

それはそうと、先週もマチモに足を運んでおりました。今回のギャラリーの展示は最初にマチモに足を運んだ時には既に開催が決定していて、また同様に私も行こうと決めていたグループ展「理装像」でした。企画展の様子はこちらからどうぞ。

参加者様それぞれの思い浮かべる「理想」を現実の物質だけでなく、VR上のものでも感じられる空間になっていたように思います。いつものギャラリーに絵やアクリルプレートの作品だけでなく、衣装そのものが展示されていたのも印象深かったところでした。今週は今週でまた個展が楽しみなので、帰省前最後のマチモとして行く予定です。こちらもTwitterを貼っておくとします。にしても、この1月と2月で計4回って足運ぶ頻度どうなんですかね、ホント。

 

ではでは、毎度毎度のこのブログの目標である1000字が近づいてきたのでこの辺で締めるとしましょう。書き終えてからぬいぐるみのイヌをシャンプーしに行って、イヌを脱水している間に洗い物をし、その間は昼食を何にするか考えることになりそうです。