れんぬメモ

ちまちま書い……てない

散財と回収

ブログの時間になりました、れんぬです。この2週だと今日が一番疲れたんじゃないかと思います。

そんな2週は再訪から始まりました。

所用で高円寺に降り立ったはいいもののマチモは生憎の定休日。はてどうしたもんか……と思っていると、マチモのべんさんが「ポピンズでさぁ――」と何かの流れで話していたのが浮かんできたのです。「そっか、あの人たちもポピンズ行くんだ」と再びポピンズを訪れました。なお前回訪問したのは、まだマチモを知らない去年の7月です。

やっぱりシフォンケーキじゃなくてレアチーズケーキを頼みたくなるんですよね。合わせるのがコーヒーか紅茶ですから。ただ紅茶ならシフォンケーキは十分あり得ますね。前回紅茶だったのを覚えていてか今回はコーヒーを頼みましたが。今回は前回と違ってヤニが入れられる年齢になっていたので"三角食べ"になりましたね。前回は周りの煙が流れてくるところで居づらさを感じたので吸うのは止めるべきなんですけどね。でもやっぱりレアチーズケーキがブラックコーヒーとも合うんですね、ええ。

 

それから数日して。

みつばち寫眞館個展「巨いなる者」で買いそびれていた冊子のあれこれ、加えて現在お休み中のマチモのメグロウさんの昔の作品の再版コピー本のラスト1部を注文していたのが届きました。作品のあれこれを見るのは作者を知っていくのに近いように感じていますから、まずはさらりと、後々必要に応じてじっくり鑑賞することになると思います。物書きにとって物が眼前にある状態は書きやすいことこの上ないでしょうし。

 

もう2日が経過して。

生ハムアフロさんのBoothで売られていた合同誌を限定品となる紙媒体で購入しました。写真は本体ではなくメッセージカード的なものの方になります。

生ハムさんを知るきっかけは恐らく軒間先生だったと思います。RTで流れてきた人物画の眼、睫毛、髪などの線の細かさと絶妙なデフォルメに衝撃を感じた覚えがあります。この作風の絵は紙媒体で手元に残しておかなければ、とつい食指が動いた次第です。実際に原画そのものもメッセージカードという形で手に入った訳ですし、いい買い物ができたと思っています。

 

そうこうしているとついに来ました。健康診断のお時間です。

そして健康診断とガイダンスは理科大生にとってはエンカの場。2年と原級生の日と新1年の日は違うのですが、ここで新1年の日にも混じってエンカしました。案外去年よりもコミュが盛んっぽい空気なので良かったなと思っています。先に出てくるだろう暗雲もすぐ霧散してくれるといいんですが。

一仕事を終えてようやく15時半とかいうところ。そしてここから向かうのはもちろん――。

マチモでした。期間限定か何かだと思いますが先着でたい焼き出してくれてます。外はしっとり系ながら少し表面荒めにパリッとした感じ、中には餡がしっかり詰まってます。

たい焼きをぱくつきながら周りのテーブルの様子を窺っていると、オーダーの中にあのメニューが。

「おさかなぱいのソーセージ&チーズのものを――」

おさかなぱい、復活してたんか。

ようじょふぉんとのがくがくした文字でメニューに書かれている「おさかなぱい」。実際出てくると平らな角皿いっぱいの大きさのあいつです。一時期メニューから消えていたのですが、これはおさかなぱいメーカーが故障したかららしいです。世の中単純なもんですね。

ゆっくり煙草をふかしながら次のオーダーを何にしようか考えていると、にわかにべんさんと白鶏さんが何かの確認をし始めました。しばらくしてバンドマンらしい女性が入ってきて、奥の席に座りました。ちょうど18時半頃です。

「マイクは捨てちゃったかもしれない」「19時半から貸し切りで」

「生声ですね」「物販席作れますか?」

たまたまソロライブで一部の時間帯は貸し切りになる日を引き当てたのでした。ありがたいことにお客さんを入場させる前まではいてくれてもいいとのことでしたので、少々リハーサルの生歌も聴けました。アコギとの抑揚の合わせ方がなかなかに刺さってきました。

 

そして今日はといえば。

これは道中の磯子止まりの列車の車内ですね。本郷台まで街の俳句研究会に出向いていました。今回も黒岩さんにお世話になっております。

で、本郷台の駅に着くともう早速ご老人方がいらっしゃる。恐らくはそうなんだろうな、と思いながら待っていると、12時半少し過ぎに黒岩さんがご到着。その流れでそれぞれ待ち合わせてらした街の方々に挨拶するなどしていました。そこから会場に向かってあれこれお話を聞いていると、何やら特徴的な方がいらっしゃった。さながら福祉業界のオシャレ番長こと平林景さんのような風貌。これこそ街の主宰、今井聖先生でした。

街の句会がいくつもある中で黒岩さんにこの研究俳句会を勧められたのは「今井聖という人物を知るにはこれがいい」というところからでした。その勧められるまま参加してみたところ……。

な か な か に パ ン チ が 強 い 。

ここ1年参加したりしなかったりした東大俳句会は風景描写の軸足が強い世界なので穏やかなところなのですが、研究会の俎上に出た句がまぁ大味というか出てくるかよこの発想がといった世界の句でした。しかもその発想をうまく俳句の韻律に落とし込むのだからまぁ強い。当然それを語る上で主宰も歯に着せる衣はあるかないかといったところで。でもこれが面白い。

講演が終わってからの句会自体は見事に出した3句全てが滑り倒しましたが、それも収穫だと思っています。「早いうちから物を知りきって個性を失わないように」とも言っていただけましたし。この典型が三橋敏雄だということで個人的にはかなりぶっ刺さりました。まぁ仮にも佐藤文香さんにあれこれ創作法を教えてもらってた人間なので。

 

まぁこの2週はそんなところでしょうか。原稿の依頼やら2回ある東大俳句会の四月句会やらあれこれ俳句のタスクも増やしてますが、ひとまず明日もとい今日の履修登録RTAに参加するためにれんぬは風呂ります。