れんぬメモ

ちまちま書い……てない

クマー! 進学するクマー!

f:id:adalbrecht:20210320201823p:plain

……はい。この中に私の番号がありました。合格です。なおインターネットでの発表はあくまで補助的なもので、正式発表は今日発送の速達で届く合格通知みたいです。住所にミスなどない限りはおおよそ届くものと思われるが。

そういや6年前も貼り出しで確認した後、速達で通知が来たんだっけか。昔は今ほど書類を眺めることがなかったから覚えが薄い。まぁ社会人になりつつあるという点では当たり前なのかもしれない。

んじゃ、後期の時の小旅行記でも書いときましょうかね。

 

前期が終わってから父が新幹線やらホテルやら手配してくれてはいたのですが、家族全員細かいところまでは気が配れていなかったようで。まず前期の合格発表とともに、私への相談なしにチケットの手配をなされていることを知りました。すぐに学割をつけ直して多少の額面を払い戻してもらったようですがその翌日、目の前の旅行の段取りを確認している時に気付いてしまいました。

(この旅程だと……下見できなくね?)

前期の時は13時から17時だったのである程度余裕はあったんですが(といってもあまり意識はしていなかった)、後期先は13時から15時、と。新幹線自体は14時43分着とかだったのでまぁタクシーを全速力で飛ばしてもマップで見る分には間に合わんだろうなと。

結局時間をより早くに変えてきてもらいました。その晩の食卓が沈黙のうちに荒れたことは言うまでもないですね。

 

しっかりその早めた行程で家を出ました。新快速で姫路まで出て、そこから新幹線で一本です。ちなみに新快速と新幹線に乗っている間は散々化重やってました。それでも数十問ぐらいしか進まなかったように覚えています。化重の理論から無機の差しかかりかけ辺りを解きつつ、時折窓の外を眺めつつ。お昼は11時半ごろに車内でサンドイッチとおにぎり、ブラックコーヒーとかそんなもんです。

で、熊本駅に着いたのが12時半とかそこらだった気がします。本当に時間を変えてもらって助かりましたね。助かったのは小間使い役の母も同じで、今回はホテルに荷物を預ける暇がありました。まさか阪大理学部が石橋からあんなに奥まったところにあると思わんやん?

ホテルから出て再び熊本駅へ向かうと、黒船のような駅の外形が見えました。駅から乗ったタクの運ちゃん曰く、熊本市街自体は熊本城を中心に発展していて、熊本駅周辺はこれまで何もなかったが、再開発で4月中旬に新しくアミュプラザなるものができるそうな。私としてはそのアミュプラザからメトロ書店の看板が覗いてたので親近感が沸きました。にしてもなんでメトロは神戸に店を出すのに三宮じゃなく御影クラッセを選んだんだろう。いやまぁ三宮だとジュンク堂とその他古書店で本屋は飽和してて、住吉のジュンク堂が遠いあの阪神御影近辺だとちょうどいいのは間違いないと思いますがね。

タクシーで20分そこらとかで黒髪のキャンパスに着きました。降車場でタクシーを降りて構内へ入っていくと、既に小ぶりな桜が咲いていました。流石に南日本だった。

構内の環境についてはそこまで問題なく、吟行の捗りそうな自然でした。ここにも存在している赤門の脇辺りの建物からそこそこ古そうな体育会だなんだの白地に青文字のベニヤが覗いてるのはご愛嬌ってところでしょうか。

そんなもんで大学を後にして、15時のチェックインまでゆっくり帰って時間を潰しました。大学の前で乗ったバスが途中のバスターミナル停まりだったのでそこからホテルまでは歩きです。

f:id:adalbrecht:20210320201444j:plain

ちょうどバスターミナルを降りた付近から天守を拝めたので、お城を見てくるというのはここで完了。近くを路面電車が走ってたのでその線路伝いで進みました。その道中が旧市街というかなんというか。なかなか古そうな建物と舗装かつ狭い歩道でしたね。いや築数十年の家に住んでるお前が何言うんやという話だが。

まぁ、路電伝いだったので路電用の橙色矢印の信号が見れたのは良かったですね。

 

さて、ホテルに着いて母が夕食の買い出しに出て戻ってきて。しばらくするとホテルが揺れました。NERVを見ると震度2だそうで。これが震度2か……と国道沿いの実家の日々の揺れを思い出すなどしていました。その数日後に同じ震源っぽいところで最大震度4との通知が入っていたので、試験当日はメンタル的に安定できる環境で良かったです……。

夕食はテイクアウトしてもらった大将のお任せコースの握り10貫とかで、マグロやサーモン、鯛やハマチに馬刺しの握りも混じってました。句の関係で顧問に奢ってもらった気がする松山以来2回目の馬肉でしたね。んでもって食べてみると、やっぱり赤身なので馬肉でも寿司が美味しい。九州の醬油が甘めなのもマッチしてた理由な気がします。ここ無茶苦茶ナーフされそうな気がする……。

食べ終わってから風呂に入って、そっから先は適当なBGMを流しつつ教科書の見直しやら生物の気になるところやら化重やらやってた気がします。

 

adalbrecht.hatenablog.com

これはその時聴いてたうちの一曲の話。鍵垢のツイートを見るに就寝は1時半ごろみたいです。

 

で、5時起床。寝苦しかったですね。朝はパンを食べましたが、同様に眠りが浅かった前期のように不随意に腕が動いてパンを落とす、なんてことはありませんでした。7時にタクシーを呼んでもらってあったのでそれに乗ってキャンパスへ。教科書の読み直しをしていました。混みだす前だったので前日よりかは早く着きましたね。

いざ着いてみると、軽く霧雨。7時半に控室として図書館が開くとのことだったのでそれまではこんな感じのところのベンチに座って読み直しをしていました。

f:id:adalbrecht:20210320201352j:plain

試験室の中は相当空いてました。私より受験番号が若い人が十数人いた気がするので、最初の速報の画像と合わせて考えれば実質倍率2倍前後とかってとこじゃないですかね。試験問題については普通に基礎事項見直しとけば問題ないレベルでしたね。そりゃここ1年かなり死んでた私でもなんとかなる訳ですから。

11時に試験が終わってバス停で待っている時、隣の人に「どこの高校から」と聞いてみました。聞き取った名前が間違いないようなら、福岡の偏差値40台ギリ前半の公立高校でした。人柄自体は良さそうでしたね。

お昼は駅ナカのお店で桜ユッケのセットでした。甘すぎるということはないにしてもやっぱり醬油が甘いですね。そんなこんなで買い込んだ土産を整理しつつ、なぜか熊本に出店してたtapikingのタピオカドリンクを買って新幹線に乗りました。何気に帰りが忙しかったのは、さくらが博多止まりのタイプなのでのぞみに乗り換えなければならず、のぞみはのぞみで姫路に停まらないタイプなので岡山でひかりに乗り換え、ってところですね。博多の乗り換えに至ってはホームが変わるにもかかわらず数分しかないもんですから大わらわでした。

結局18時ぐらいに家に着きました。後期試験の受験も結構な知見が得られる活動でした。

 

そういうことで、河合塾に入塾します。駿台も河合も学校法人だからタイトルは間違っちゃいないんですよね、ええ。

国立とはいえ、やっぱり研究機関としての質に疑問が出ましたね。大学当局のホームページから案内される理学部のサイトのネットインフラからどうにも微妙に感じるところが多いです。素直な大学なので学歴もリンク踏んで見れるようにしてくれているんですが、戻ってきた感じの教授が多そうで、知の再生産、というワードが脳内に浮かびました。その点、予備校巡りの最初の医進館で担当者から聞いた「もったいないかな」というのも納得がいきました。地金がどうこうとかいう話も絡むのは否めないでしょうけどね。

ちなみに認定としては駿台の方が結構ハイレベルなところまで出してくれてはいたのですが、その予約をした足で医進でない河合塾の校舎に向かって国公立向けの話を聞いたところ、この成績でどうやってやるんだろう、と考えをあらわにしてくださいました。そうです、私の成績良くないはずなんです。というか前日医進館で面談した記録が翌日には確認できる状況になってて、それを踏まえた上で面談するとか担当者の連携プレーがずるいなぁ……。いやその校舎にも行ってみるとは言ったけども。

ま、そういうことです。蓄え直します。